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「脳の唯一のエネルギー源は糖質のみである」は間違い

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「脳の唯一のエネルギー源は糖質のみである」は間違い



『脳の唯一のエネルギー源が糖質である』『だから糖質は重要である』との誤った認識が今だにWEBや書籍で見られます。

脳は糖質以外にも脂質由来のケトン体という代謝物をエネルギー源に出来るしそもそも人間は大昔からのデフォルト設定はこのケトン体が主流でだったと言われています。



人には糖代謝エンジンと、ケトン体代謝エンジンの二つがあります。

これまでは『糖代謝エンジン』が人類の基本エンジンとされてきました。


しかし、この『糖代謝エンジン』は体内に貯蔵しているエネルギーの元となるグリコーゲンが200300gくらいです。これはおよそ1,000kcalくらいの持ち合わせです。つまり体外から補給しなければ12時間程度で空っぽになります。

それに比べ『ケトン体代謝エンジン』がエネルギー源とする脂肪は体重50kg、体脂肪20%であれば、10kgの脂肪がありますので、およそ90,000kcalに匹敵します。
1日2000kcalの消費量だとすれば45日間も生きられる計算です。